「古賀 充 展 color」、開催中です。

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CLASKA Gallery & Shop "DO" 本店で造形作家・古賀充さんの作品展「color」がはじまりました。

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「これは一枚の紙から切り出した積み木の静物画です。
作品をつくることに本当の完成はなく、それはまるで積み木のようです。
手を動かし何かをつくることは、言葉にはないたくさんの表情の発見の連続です。
その発見やそこで感じた美しさや楽しさを、紙の中にとどめることができたらと思っています。
毎日、紙の中で積み木を積み上げるように、のせてみたり、組み合わせてみたり、
並べてみたりしながら、美しいと感じる表情を探しながら制作しました。
積み木で遊ぶ時間のように、完成のない楽しい時間そのものを作品にしたいと考えています。」

古賀充

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そう、新作「paper works block」はなんと、全体が一枚の紙から切り出された半立体作品なのです。積み木のかたちの型紙を紙の上に並べてできた風景の輪郭がカッターや刃型で切り出されつつ、それぞれの積み木が紙と繋がった辺を残してわずかに浮き上がっています。通常の積み木は下から順番に積み重ねていくのに対し、上の写真の作品のように紙の中で積み重ねるには、いちばん上から切り出していくという逆の順番に。楽しく軽やかな色とかたちのリズムに、驚きと不思議が潜んでいます。

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積み木の色合いには、光が射すと想定する反対の方角からスプレーを吹き付けることで、陰影のようなグラデーションが。積み木自体にわずかにつけられた折り目により、実際以上の立体感が感じられます。積み木ひとつの色を着色するためには毎回それ以外のすべての面を完璧にマスキングする必要があって・・・、というお話を伺うだけで途方に暮れてしまいましたが、かたちの切り出しから着色まですべての遥かな工程が、一枚の紙の上で一発勝負。古賀さんの技術と集中力には感嘆させられるばかりです。

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積み木自体の中にある色の陰影と、積み木部分の浮き上がりから実際にできる陰影とが混ざるため、光の環境によって作品の表情が変化します。カラフルな作品は朗らかできれいですし、穏やかな単色の作品はこれまた味わい豊か。同じ積み木のパーツが登場していても作品にはひとつとして同じものはなく、自在に遊んだバリエーションがずらりと並びました。

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上記の最新作のほか、古賀さんのこれまでの作品、作品集、ポストカードなども揃っています。

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パリ colette での個展も決まり、ますます注目が高まる古賀充さんの作品展、ぜひ実物をご覧になって驚き、楽しんでください。皆さまのお越しをお待ちしております。


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[会場]CLASKA Gallery & Shop "DO" 本店

[会期]2014年10月25日(土)~11月30日(日) 11:00~19:00
*作家在店日:10月25日(土)・26日(日) ※追加11月16日(日) 15:00~17:00 予定