ものづくりのかたち Studio GALA
2008年5月24日(土)~6月22日(日)





80品目以上に及ぶスタジオガラのプロダクトがCLASKAに集結。同時にショップではCLASKAが選ぶ夏のアイテムが新入荷します。



プロダクトデザイナー・小林良一さんが主宰するスタジオガラの活動は、80年代、イッセイミヤケやコシノジュンコを始め当時の日本のデザイナーの匠と斬新なデザインが集まる場所として注目された、西武百貨店で行われた展示会"ジャパンクリエイティブ"への出展をこけら落としにスタートします。その時に発表されたのが、長年のロングセラーとして今なお愛され続ける"こより箱"。型に和紙や麻布等を貼り重ねて成型する技法を参考に素地に漆で仕上げた箱です。そこにはそれぞれ紙、漆の異なる産地による製造過程を経て始めて一つのプロダクトが完成されるという、小林さんの素材と技術のこだわりの合わせ技が見事に表現されています。もう一つスタジオガラを語るに欠かせないのが硯の産地で知られる宮城県雄勝町の硯の石を使ったプレート。このプロダクトが影響し、その後硯の素材を使ったプロダクトの波及につながり雄勝町地域の活性にも繋がっています。



日本に残る伝統的な技術や素材との対話、そこから生まれる丁寧なものづくり。モノをただデザインし、つくるだけではなく、失われつつある文化や伝統をすくいあげながら「ものづくりのかたち」そのものをデザインする。そうした姿勢に、今日的なものづくりの理想的なあり方の一例をみることができるのではないでしょうか。



今回の展示会では、スタジオガラがこれまで発表してきた約80品目に及ぶ全ての商品を一同にご覧いただくことができます。いわゆる伝統的な「和」の仕事とはまた一味違うスタジオガラの仕事をぜひお楽しみください。