Hotel CLASKA Room 705 "touch"

今月9月15日(日)・16日(月祝)にお披露目となりました、CLASKA のホテル新客室。5年前の"Tatami" シリーズの設計 、4年前の"D.I.Y. Rooms"(Room 701, 702, 707。※現在は7Fフロアの客室シリーズ総称をContemporary に改名)のディレクション、Room 707の設計・施工からしばらく開いて久しぶりにホテル客室の設計をいたしました。

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Hotel CLASKA Room 705 "touch"

田舎に帰り、家の勝手戸を開けると地面からそのまま続いて広がる土間の空間。冷やっとした無機質な地面がとても新鮮で、子どもながらにワクワクし、走りまわっていたことを今でも憶えています。そして段上にある座敷は、かしこまった別空間と感じていました。今回の客室はそんな昔の記憶を取り入れ、ベッドが置かれた土間と、そこから一段上がった浴室、ソファラウンジという2層の構成にしています。土間と座敷がもつ、日本の記憶と新鮮な非日常感。足の裏から得る、妙な感覚を体験してください。

というコンセプトのもと、モルタルの土間にベッドを置き、一段上がったところにソファを置く構成。

お披露目後となったのですが、肝心のモルタルが打たれ、乾燥期間が終わりました。

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あとは若干の着色を行い、クリアの塗装を施し完成です。若干の着色は、若干黒く。水墨画のように。イメージは頭にあるのだけれど、そこはやはり現場での確認です。

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ジョアン・ミロの抽象画のようでかわいいですがこちらは全てボツ。「シャバシャバ」に、「シャバシャバ」で、と監督、職人さんに何度かの「シャバシャバ」伝達の後決まったのはこちら。

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ちょっとわかりにくいかもしれませんが、左官のコテ跡が浮き上がり、濃淡が強調されました。最後にクリアを塗ると更に濡れ色になるのでこれくらいがベストと判断。

冷やっとした触感と木のフローリングの温かみ。どのような心地となりますでしょうか。

10月1日(火)ご宿泊分より販売開始。すでにご予約も承っております。

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